タミヤ XANAVI NISMO GT-R(35)
制作途中で撮影した画像が少しあったのでまずはこの↑写真から。
今回の作品は時間も労力も材料費もかけて、持っている技術を出しきった自信作といってもいいかもしれない。
前作に引き続き2作目のレーシングカーとなるが、今回のデカール貼りや研ぎ出しもかなり大変だった。
厚みがある部分だと、塗料の層が20層くらいになっているところもあるかもしれない。
もちろん、タミヤの技術の高さに助けられた部分は大いにあるが、満足のいく出来になった。
今回初めて、カーボンデカールを使用してみた。
これを貼るのと貼らないのとでは全く完成度が違ってくる、実車に合わせてウェットカーボン部はクリアコート、ドライカーボン部は半艶クリアコートすることでよりリアルに再現した。
今回迷ったのはルーフのメッキパーツだ。
メッキをはがしてアルクリッドシルバーで塗装後にデカールを貼るか、メッキをそのまま生かして仕上げるか。(メッキを残すならその上にクリアなどが何層も重なるので輝きが鈍くなる。)
迷ったが、実車により近づけるためにメッキをそのまま残すことにした。
「メッキ⇒メタルプライマー⇒デカール⇒クリア(約10層)⇒研ぎ出し」 という手順で仕上げたが、輝きもそれほど鈍らず、メッキを残してよかったと思う。